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2006年12月07日
かもめ食堂

DVDでようやく観ました「かもめ食堂」。特別なイベントや事件が起こることなく淡々と過ぎていく毎日、「なんでこんなにウケるのか?」と旦那は思っただろう。でもこの映画を観た女性の多くは、自分の毎日と重ね合わせて思うに違いないでしょう…いいな~、と。
ヘルシンキの街並みや洒落たインテリア・雑貨、可愛くてちょっと懐かしいファッション、に至るまで女ゴゴロをくすぐるツボを得た演出。BGMもない静かで清潔な店内、きゅっきゅっとテーブルを拭き、食器を磨き、ゆっくりとコーヒーを入れ、丁寧に食事を作る穏やかなヒロイン。さて自分を振り返ってみると同じように掃除したり食事を作ったりしているのに、朝から慌しくばたばたと動き回ってゆとりがない…違う、違うぞ!
ちょっと話が逸れるのですが女子美の工芸専攻に入学して間もない頃、柚木沙弥郎先生が「(染織)工芸のデザインは毎日の生活から得られる、だから家の手伝いをせっせとしなさい」というようなことを話されました。そのころは限りなく「?」だったこの言葉を今まで幾度となく思い返してはどういうことかと考えていますが、モノは使ってナンボのもの、カタチが良くて使い勝手が悪ければそれはモノとしては如何なものか。先生の言う「家の手伝い」はものの例えであって、それは丁寧で豊かな暮らしの工夫から美しく使い易いデザインのアイデアが得られる…と、そういうことなのかなぁと。
映画の話に戻りますが、毎日延々と繰り返す細々した家事を喜びを持ってこなすのは(私には)けっこう大変なことです。しかしその何でもない単調な生活を愛しむことで自分が幸せを感じ、家族やまわりの人を幸せにするということを静かに語りかける映画。そんなかあちゃんになるよ!クマ太郎!
投稿者 cheera : 2006年12月07日 03:50
コメント
10月の初めにかもめ食堂見に行ったよ きれいな厨房で無駄の無い動きで作る定食は 昼時に見ていた私をかなり刺激 見終わってから南鹿児島駅近くの「徳永食堂(イタリア料理)」にランチしに行きました ほんとに美味しそうだったね あの3人を見ているとずいぶん前に放送していた「やっぱり猫が好き
」を思い出す 知ってる? ひとり者だったらパスポート持ってヒョイッて旅に出てるだろうな 片桐はいりのように・・・
投稿者 ふーちゃん : 2006年12月13日 23:17