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2005年11月10日
染色の話・縞の話

染物職人に出掛ける道、練馬の紅葉の見頃はあと2週間(←帽子屋の勝手な予想)。

帯を染めています。
師匠の作業場の台は3.5m、その端から端、びっしりの縞。
なんてことない縞模様ですが、これを整然と染めるのはかなりやっかい、
何年も染めているのにいまだに歪みが出るときも…が、きっちり精緻なフィニッシュを決めたときは、そりゃー嬉しいもんです。
縞は古典的な文様のひとつで、正倉院や東大寺に収められている工芸品にもすでに見られるもの。
様々な文様は西のシルクロードの国々から中国を経て伝えられたのですが、今では日本の文様としてすっかり定着しています。
江戸小紋でもっとも粋だといわれるのが縞で、千筋・万筋・子持ち縞・よろけ縞・やたら縞・鰹縞…とあげていったらキリが無いほどのバリエーション。
意匠が単純なだけに特別の技と熟練を必要とするのが縞もの、縞を染める職人さんはまさに神業。
私なぞ、まだまだ足元にも及びませぬ。
投稿者 あずさ*cheera* : 2005年11月10日 01:31