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2005年09月30日
帽子の行列と備前焼

いよいよ搬入も近くなってきました。
作業台なのに作業する場所がなくなってきています。

岡山で備前焼の仕事をしている清水政幸さん…いつもは清水先生と呼んでいますが。
我が家とは20年以上のお付き合いのある方で
真面目でひたむき、しかしながらユーモアも持ち合わせる優しい人柄、
なので東京の展覧会で会えるのがいつも楽しみです。
清水先生は私がモノ作りを続けていることをとても喜んでくれていて
…なんだか実力以上に評価してくれているようで恐縮ですが…
来週の展覧会も頑張れよーと、励ましの言葉をかけてくれました。
別れた後にいつも「私も頑張らなくちゃ」という気持ちになります、今日もたくさん「やる気」をもらってきました。
清水政幸氏の備前焼の展示会は、10月2日まで新宿・小田急6階、美術画廊にて。
投稿者 あずさ*cheera* : 02:59 | コメント (0)
2005年09月29日
フェルト帽子にマラボーの飾りを

完成したグレーの帽子、
色違いのワイン色の帽子は木型に準ずるチップという型に入れただけ。
これからエッジの始末、頭周りのサイズリボン、形を整えてマラボーの飾りをつけます。
マラボーは、西アフリカ産のアフリカハゲコウ(Marabou Stork) の羽根のこと。
ねずみ、羽根飾りに興奮したらしい。
投稿者 あずさ*cheera* : 03:31 | コメント (0)
2005年09月28日
染色の話・いかす職人考

毎週月曜日だった染物職人が不規則になって、今日は久しぶりに師匠の仕事場へ。
本日の仕事をメモ書きしながら指示されます。

それをカタチにするのが職人の仕事、上のメモはこうなりました。
帽子や染物をしている自分自身は常々「作家であり職人でありたい」と思っています。
作家の創造性と職人の正確な技術を持ち合わせたい…ということで。
ついでに私が気に入ってる職人の言葉。
大阪万博のエキスポタワーを作った、
その当時大阪で知らない人はいないと言われた鳶職人・島田雪雄氏。
(タワー自体、万博最難関の工事だったとか)
「最初、設計図を見たときには、けったいな塔やなと思いましたな。
なんやら、タンクみたいな飾りがぎょうさんついてますやろ。
そやけど、作る段になれば、同じことですわ、
作れと言われればどんなものでも作るのが、わたしらの商売ですねん。」
あー、なんてかっこいい!
こんなことをさらっと言えるようになりたいもんです。
(椹木野衣・著「戦争と万博」から参照しました)
「人類の進歩と調和」がテーマだった大阪万博、
そのテーマを人々にわかりやすく提示したのが、近未来をプレゼンテーションした奇想天外な建築物の数々。
しかしそれを支えたのが昔ながらの職人の技術だったなんて、
やはり人の手にかなうものはない!…ちょっと大袈裟か。
このエキスポタワー、15日にちょっと触れた菊竹清訓氏設計。
近年解体された際の解体費用は4億円だったそうです。
投稿者 あずさ*cheera* : 19:58 | コメント (0)
2005年09月27日
負傷につき…アトリエ考

用事があって光が丘まで出掛けた午前中。
光が丘公園は都内でもかなり大きい60.8ha、
代々木公園54ha、駒沢公園41.3ha、砧公園39.1haより広いんだぞ!(練馬自慢)
さて、そこから父親の折り畳み自転車に乗って帰ることになり、
こいだはいいが、ギアが小さくてなかなか進まない。
ちょっとした坂道をいつものくせで立ちこぎしようとした途端、
バランスを崩してひっくり返り、左肘・左膝を擦りむいて出血。
それでもめげずに痛む手足でミシンかけ、そんな1日。
怪我の写真もナンなので、そのミシン前の写真を見ながら考えた事、など。
女子美の付属高校生のころからぼんやりと「自分のアトリエがあったらいいなあー」と思っていたので
(おそらくモノを作っているほとんどの人が、腰を据えて制作出来る場所を望んでいると思うのですが)
ようやく手に入れたときは嬉しくて「バンザーイ!」気分。
何年もかけて手を加えてきたので我が城、すっかり馴染んでいます。
私の好きな建築家のひとり中村好文氏はアトリエについて
「(アトリエという)空間の魅力は、真剣勝負の制作の場がひと目で了解できるから」と語っていますが
その通り、想像と緊張に満ちたこの部屋は住宅とはまた違った空気が漂います。
そんな中で帽子屋が一番落ち着くのがこのミシン前。
西向きのベランダから夕焼けを見ながら仕事するのも楽しいもの。
沖縄では居心地の良いことを「腰当(くさて)」と言うそうですが
これは赤ちゃんが母親の膝に抱かれてすっかり安心している状態を指すらしい…
今現在、展覧会の準備が万全だったらもっと「腰当」なんだけどなー。

先日鎌倉に行った際に、ドイツでの写真をもらってきました。
帽子の仕込みをする帽子屋のスナップです。
投稿者 あずさ*cheera* : 22:42 | コメント (2)
2005年09月26日
ベレー帽と格闘

ベレー帽は私の好きな帽子の形のひとつ。
一時、ベレーだけでも20個くらいあったときもあって、頭がひとつなのに一体どうするんだー!
気軽にかぶれるこんなに便利な帽子なのにどういうわけか敬遠する方も多く、
どうやら「形が定まらないからどうやってかぶって良いかわからない」らしい。
どうやってって…頭にかぶるんですよ。
さて、そのベレー帽。
そのままでも充分ですが、もうひと手間加えるとさらに素敵になります。
そこで手持ちの飾りテープでおめかしさせようと…
あーあーあー、邪魔が入りました。
投稿者 あずさ*cheera* : 00:16 | コメント (2)
2005年09月25日
TAF・4コマ劇場 美味しい反省会

世の中は3連休だったらしいのですが
トラーベ・アート・フェスティバルの反省会で
鎌倉・カジュ・アート・スペースに集まったメンバー。
帽子屋、遠いのをいいことに相変わらず手ぶらで出掛け、
他の皆の美味しいものどっさり差し入れのお茶会に登場したはエサシ。
「あらあら、今日もたくさん並んでるわねー」

「でも誘惑には負けないわよ、今日は仕事で来たんだから。
ま、ひとくちふたくちは頂きますけどね。
えーと、その件に関しては…」

「え? これ、御園井さんの新作和菓子ですって…」

「旨いっ…!」
和菓子作家の御園井裕芙子さんが持って来たのは
新作の黄味しぐれ、ほろほろ崩れる食感が儚い上品なお菓子です。
オーソドックスな餡とコーヒー味の餡の2種類、
新鮮なコーヒー味は私のかなりお気に入りになったのですが、エサシさん、さすが。
「もう少しこうしたら、もっとオリジナリティー溢れる味になるんじゃないか」と
味わいながらも、しっかりアドバイス。
御園井さんもひとしきり感心した後、「早速試してみよう」と帰っていきました。
近く最高に美味しい「手鞠オリジナル黄味しぐれ」が登場するでしょう、
茅ヶ崎周辺のみなさん、お楽しみに!
(御園井さんは茅ヶ崎で「手鞠」という名前で活動しています)
肝心のお菓子の写真がなくてごめんなさい、エサシを激写するのに必死でした。
投稿者 あずさ*cheera* : 23:12 | コメント (0)
2005年09月24日
答合わせをしまーす!
猛然と書きまくって宛名書きは終わった…腱鞘炎になるかと思った。
(あー、やっぱり切手貼りは地元の応援部隊に頼めば良かったよ)
そして休む間もなく帽子を作る、これぞ帽子屋の鏡。
おととい裁断したパターン、いつもと縫う順番が違います。
まずは片方のてっぺん部分をと片方の横部分を縫い合わせて…

それからその二つを合わせて縫う。
ちょうど頭のど真ん中を前後にミシンをかける感じです。

表に返すと、こんな風にソフト風(中折れ風)の帽子に!
帽子を作っている方は既におわかりだったでしょう。
他にも面白いパターンがたくさんあるので、またいつか紹介しましょう。
これから裏地をつけて、つばと縫い合わせて完成です。
投稿者 あずさ*cheera* : 03:15 | コメント (3)
2005年09月23日
クイズの答えは延期、今日の仕事は…

DM到着!なので今晩は必死に宛名書き、昨日のクイズの答合わせは明日。
徐々に増えて行くお客様名簿にそろそろ手書きも限界かと思いつつ
写経のようにひとり書き続ける時間は、悟りというよりは眠りとの戦い。
帽子屋、こうやってウェブログで発信しているわりには根はアナログ、
名簿はいまだに住所録にひとりひとり書き込んで、
引っ越ししたら赤で消して書き換えてます。
東京→名古屋→仙台→札幌 なんて転勤続きの友人を見ると
どこまで北上するのか想像したくなりますね。
お互いは面識のない知人ふたりが同じ町の3丁目と4丁目に住んでいたりすると
なんだか愉快な気持ちになるし。
名字が変わったり、もとに戻ったり、
いろんな場所でいろんな暮らしをしているんだなーなんて思いながら
まだまだ書くぞ!の午前3時。
ねずみ、今日は切手を切ってます、頑張れ!
投稿者 あずさ*cheera* : 03:21 | コメント (0)
2005年09月22日
クイズ・これはどんな帽子になるでしょう?

裁断が済んだ帽子のパーツ。
左はブリム(つば)の表と裏、右の上は頭のてっぺんの部分、下2枚は頭の横の部分。
で、考えてみて下さい。
これはサイト内「作り方」にも出て来てない形です、どんな帽子になるでしょうか?
…えー、ねずみさん。
手伝えとはいいませんが、クッキーを食べ散らかすのは止めて下さいませ。
投稿者 あずさ*cheera* : 03:10 | コメント (3)
2005年09月21日
四角がいっぱい

展示会前になると細々した用事も増え、こんなプライスカードも手作業でこしらえます。
それでもPCとプリンターのおかげでずいぶん楽になりました、
プライスカードは「単語カード」用紙を使っています。
既に穴も空いているし、それなりに見えるでしょう。

帽子屋、おやつのクッキーを焼きました。
ブロックで冷やして切って焼くだけなのであまり愛想のない四角なのですが、自宅用には充分。
バター100g、砂糖50g、卵1個、粉100gのいたってシンプルなレシピ、
しかし飽きのこない味なので私の定番になっています。
甥っ子はこのクッキーが大好き、東京の伯母さんが鹿児島に行くときのお土産は必ずこれだー。
投稿者 あずさ*cheera* : 17:21 | コメント (2)
2005年09月20日
インドの思い出の帽子のからくり

ベレー風の帽子は2種類ありますが、そのうちのひとつ。
ブリム(つば)を除く頭の部分はこの3つのパターンで出来ています。
こんな円弧状のものを縫い合わせると丸くなる…
ずっと平たい布を染めていた私にとって
帽子を作る面白さは「平面のものが立体になっていく」ところかもしれません。
もちろん実際にかぶって楽しめることも大いにありますが。
これは裏地の裁断中の図。
5㎝刻みにグリッドの入った作業台は、生地の歪みや用尺をみるのに非常に便利、
帽子屋がマジックで一本一本地道に描いた成果です。
投稿者 あずさ*cheera* : 01:22 | コメント (0)
2005年09月19日
帽子に姿を変えたインドの思い出

10年ほど前にインドを旅行した帽子屋。
デリーからムンバイまでをほとんど電車移動という、思い出深い半月ほどの旅行となりました。
…駅で買い食いしたサモサが旨かったなぁ。
そのときの母親へのお土産はシルクウールの大判のストールでしたが
少々堅い触感のため出番がないまま「使わないわ」と返品され
そして本日とうとう切り刻まれて、帽子として生まれ変わった次第。
上等のベレー風の帽子、顔が明るく映えます。
如何ですか〜?←商売、商売。
手仕事の国・インドは帽子屋兼染物屋の憧れの国、
CHeeRAのもとになったchiraはヒンズー語で被り物の意味です。
投稿者 あずさ*cheera* : 00:54 | コメント (0)
2005年09月18日
都心と郊外の観光案内・中秋の名月の巻

二日続けて東京国立近代美術館工芸館へ、
休日の北の丸公園は都心の一等地ながらこんなにのんびりゆったり。
代々木公園のものすごい人出のことを思うと、かなりの穴場ではないだろうか。
ススキを見て気が付いた…今晩はお月見だ!

というワケではないけれど、夜は一路西へ。
パートナーのくまこさんは高尾に住んでいるので駅でお迎えしてもらい、
そこから目指すは高尾山。
実は帽子屋、東京に住んでいながら高尾山は初めて。
標高600m足らずですが、月と街灯りはさすがの景色、
くまこさんはこんな観光地の近くに住んでいるのねー、と
遊園地の隣に住む帽子屋は思いました。
2時間ほどの滞在でしたが、新宿から1時間足らずの「小さな旅」。
さあ、夜景を堪能したところで、また制作に戻りましょう。
投稿者 あずさ*cheera* : 03:24 | コメント (2)
2005年09月17日
ひとあし早く案内状を公開!

10月の展示会のDMの校正中です。
印刷上がりが今週中…に間に合うかどうか。
週末に地元の友人の恒例切手貼りを頼もうかと思っていたのですが
かなりタイトなスケジュールなので宛名書きが間に合わないかも…。
いつもDMをお送りしているみなさん、
お手元に届くのが会期1週間前くらいになるかもしれません。
5月の鹿児島展とはぐっと雰囲気を変えて、
ただいま夜更かし!追い込み!不摂生!の三拍子で制作中。
投稿者 あずさ*cheera* : 22:21 | コメント (2)
2005年09月16日
突然3コマ劇場・フェルト作家と染色材料屋

大学で1年上だった勝俣恵さん(頻繁に登場する たなか牧子氏の同級)
原宿K.S.ギャラリーでの個展に潜入、明日17日までです。
かつては共に染め場で朝から晩まで型染めをしていたのに、いつのまにやらフェルト作家になっていました‥。
じっと見ているとマクロなんだかミクロなんだかわからなくなってくる、そんな不思議で美しい作品です。

三彩「勝俣先生、こんにちは。三彩です!」
勝俣「あら!」

勝俣「まぁ、わざわざありがとうございます」
三彩「いえいえ、こちらこそいつもお引き立て下さって」

勝俣「これからもいい材料をお願いしますよー」
三彩「もう、勝俣さんにそう言われちゃ~、これからもどうぞご贔屓に」
我々の御用達・染色材料店三彩のお兄さんにばったり!
帽子屋、最初は全く気付かず、先方からご挨拶される間抜けさ。
仕事で使うシルクオーガンジーをお取り置きしていただいているのに
全然取りに行けません、ごめんなさい、早急に伺います。
投稿者 あずさ*cheera* : 01:44 | コメント (0)
2005年09月15日
九段下観光案内・ハテナの建築

今日は工芸館の次回展覧会の下見。
業者と学芸員が最後の仕上げで大騒ぎのところ、黙々とガイドの仕込みにまわった帽子屋。
帰りは北の丸公園を横切り田安門を外に出ると、目の前は靖国通り、左手には靖国神社。

お濠を右手に見ながら少々下ると九段下の交差点。

交差点から皇居の方を見るとこんな感じ。
左は昭和9年に建てられた旧軍人会館、
予備役、後備役の軍人の収容・訓練の場として建設されたもので
今は九段会館としてホテル・宴会場になってます。
当時の建築界で「日本らしいデザイン」として大流行したのが
洋風ファサードに城郭の屋根を載せた「帝冠様式」というスタイル。
上野の東京国立博物館本館などもそうですが、よくよく見ると珍妙な組み合わせ。
中、ちょこっと見えてる「金の玉ねぎ~♪」武道館。
そして右、平成11年開館の昭和館・建築は菊竹清訓氏
古くは大阪万博のエキスポタワー(既に解体済)に始まって
沖縄海洋博のアクアポリス(上海に運ばれてスクラップ)、
今の愛知万博の会場全体のマスタープランを手がけてます。
(愛知万博は自然と共生し、人々が交流しあう都心計画なんだそうだ!)
その他、川崎市民ミュージアムや江戸東京博物館、市庁舎いろいろ。
でかい仕事してます。
菊竹氏の文章に頻繁に出てくるキーワードは
「国土の平和、安全、健康な美しい自然と調和した環境づくり」
しかーし、皇居のお濠端のこの昭和館、
周りと調和してるとあまり思えないのは私だけでしょうか?
投稿者 あずさ*cheera* : 02:37 | コメント (0)
2005年09月14日
まるいもの2題

いろんなものを並行して作っているので、なんだか散漫な制作進行ですが
今はハワイのフラの生地の裁断をしていました。
つば広の帽子、これはそのつば部分6枚の図。
帽子用語でつばのことをブリムbrimといいますが「縁」とか、「へり」の意味。
ちなみにキャップのように正面だけのつばは
バイザーvisorと言いますが(サンバイザーとか)これは「日よけ」の意味。
ブリムはおおよそまるい型紙なので
生地の模様をどう出すか、どう出るかを考えながら裁断します。
思った通りに模様が入らないときもあるのですが、それはそれ、偶然の面白さということで。

まるいもの繋がりでこんなものも。
仕事で通る千駄ヶ谷・国立競技場にあるレリーフですが、意外に気が付かない人も多い。
本来の体育の日(10月10日)は
その東京オリンピックの開会式の日だってことも付け加えておきましょう。
投稿者 あずさ*cheera* : 02:36 | コメント (0)
2005年09月13日
ウサギの毛のフェルトが帽子の材料になります

赤いフェルトの帽体は、まだ手つかず。なのでフェルトの勉強でも…フェルトというと真っ先に思い出すのが「羊の毛」ですが羊の毛をフェルト化して作った帽体は安くて丈夫だけど、硬くて重い!一方、ウサギの毛をフェルト化して作った帽体はファーフェルトと呼ばれ、ウールに比べて柔らかく、一般に高級素材とされています。前述の赤い帽子は「ファーベロア」ウサギの毛を毛足1mmくらいのビロード調に光沢良く仕上げたもの。写真はそのファーベロアの帽体の色見本、問屋さんに行くとカラフルな帽体が所狭しと並んでいて、目移りが…。フェルトの染織はわりと自由なので、どんな色にも染められるはずですが秋冬という季節がら、落ち着いた暗い色の方が多いようです。
投稿者 あずさ*cheera* : 03:52 | コメント (0)
2005年09月12日
誕生日は救急車に乗って

今日は帽子屋の誕生日!
日付がかわり「おめでとう〜」もつかの間、胃が変だ?と思ったら急激に痛み出して七転八倒。
吐くわ、汗だくになるわで大騒ぎの末、止むなく救急車を呼ぶ事になってしまいました。
…たいしたことはなかったので、診察後すぐ帰宅しましたが
生まれて初めての救急車体験が新しい1年の最初のイベントとは。

そんなこともあったなーと、すっかり元気になった夜は、
バートナーのくまこさんとお出かけ。
彼の妹さん夫婦のワインのお店、世田谷区松原にあるフルール・ド・プリムールにて。
サロンのようなお店に夜な夜な気心知れた客が集まってきて、ワインを傾けながら歓談に興じています。
帽子屋、さすがに夕べの一件があり、勧められた美味しい白ワインもあまり頂けなかったのが心残り。
いつもだったらお代わりするくらいなんだけど。
投稿者 あずさ*cheera* : 02:16 | コメント (3)
2005年09月11日
酒とロウソクの夜から思うこと

今日は911のイベントがあちこちであったので、ちょっと思ったことなど。
個人的には、4年前の事件以降、この日ばかり特別扱いされているような感じが…
例えば「世界反戦デー(10月21日)」があるのだから
911後のスペインやロンドンのテロ事件、そしてあらゆる意味を込め
その日にイベントをしてもいいんじゃないかな、なんて。
写真はこの夏のドイツでの一枚(撮影は小柳さん)。
いつの夜かはわかりませんが、皆での歓談のワンシーンです。
私たちの仕事が出来るのは平和であるからこそ。
戦争中に呑気に帽子や染め物なんて、腹の足しにもならないようなことはやってられません。
(まあ、今でも腹の足しに成り難い仕事ですが)
ましてやトラーベ・アート・フェスティバルのように
いろんな場所で、別々の言葉を話し、様々に暮らしている作家が
ひとところに集まって同じ美術制作をする、(飲んで、歌って、踊る!)
たとえ考え方が違っても、お互いの仕事を評価し認めているから、
ケンカにもならない…これこそ平和そのものの姿。
美術というジャンルでこんな経験が出来たことを、とても誇らしく思います。
私の制作活動は平和維持活動でもあったのか、と、しみじみ。
投稿者 あずさ*cheera* : 01:34 | コメント (0)
2005年09月10日
TAF・4コマ劇場 ありがとうパーティー

この夏、トラーベ・アート・フェスティバルに一緒に参加した皆と
「まっこさんありがとうパーティー」を開きました。
場所は鎌倉・カジュ・アート・スペース、
プレゼントの花束を前に丁寧なお礼の挨拶とともにしみじみ…たなか牧子
奥・「ほれほれ、見てみろ」「俺の方が陽に焼けてるぞ〜」と比べっこ、
エサシと牧子のご子息・俊太朗
左・縁側でくつろぐパートナーのくまこさん

牧子「まー、ケーキまで!ほんとうにありがとう!」
私「えー、私にも?ありがとう!」

エサシ「あらあら、いいわね…どうしてあずさにもケーキがあるのよ、
どうして私には何にもないのよ」

Joy「エサシさん、あずささんは明後日がお誕生日なんですって」
エサシ「スイマセン」
…私の誕生日は12日ですが、皆の優しい心遣いでこんな可愛いプレゼントが!
誕生日がもうすぐだということをメーリングリストで流したのは私本人だったっけ。

TAFに参加した日本人はドイツ在住の方を含め総勢12名、
そのうちカジュ・アート・スペースの作家として参加したのは6名です。
左から 吹きガラス作家のJoy y.Suzuki
和菓子作家の御園井裕芙子
イラストレーターのUSHIO
帽子・染色の のむらあずさ
染織作家のたなか牧子
帰宅後の撮影でここには姿がありませんがエサシ…これで6名。
それから事務方を引き受けてくれた小柳優子さん、そして田中俊太朗くん
撮影・くまこさんでお届け致しました。
投稿者 あずさ*cheera* : 02:57 | コメント (0)
2005年09月09日
ねずみ4コマ劇場・夜中のレポートの巻

東京国立近代美術館工芸館のレポート作成中。
おお、ねずみ!
手伝いに来てくれたんだね。

ねずみとマウス。

しかし彼の本当の目的は…

夜食だったのだ。
…というワケで、やはりレポートは自分で仕上げなくてはならないようです。
投稿者 あずさ*cheera* : 03:32 | コメント (2)
2005年09月08日
毛皮の話…難しい話

現在製作中の秋冬物のための素材探し、アトリエをひっくり返したら埋蔵品をわんさか発掘…で、毛皮の話です。
これはネズミの一種、ヌートリア。
私の場合(オーダーでリクエストされるとき以外)制作ではフェイクファーを使うことがほとんど…リアルファーよりも安いし手入れも簡単、しかも最近は目移りするくらい様々な色やデザインのフェイクがあって選ぶのが大変なくらいだし、フェイクでも充分素敵で楽しい帽子が作れると思っているから。
が、やはり本物の毛皮の手触り・色艶は格別。
なのでこれは「とっておき!」のためにキープしておくことにしましょうか。
これからの季節、アクセサリーやジャケットなどカジュアルに使われる毛皮が目につくことが多くなります…なかでもウサギは早く大人になってたくさん子供を産むので、その毛皮は安く提供され(でも質はあまり良くない)手頃な値段のマフラーやバッグなどなどはウサギが多いようです、タグを見てみて下さい。
さて、それに反対している人々も根強い運動を続けていて、毛皮を扱うことのある私の立場は非常に辛い。
もし動物愛護に興味のある方がいて、そうとうショッキングな画像も耐えうるのでしたらこちらをどうぞ。
毛皮に限らず、宝石、酒、タバコ…趣味嗜好の問題は本当に難しいです。
投稿者 あずさ*cheera* : 02:11 | コメント (5)
2005年09月07日
練馬観光案内・天然記念物の大ケヤキ

台風14号の影響で東京も昨夜から風が強く、ときどき横殴りの雨も降っています。
晴れ間を狙って用事を済ませに出掛けた帰り、家の近くの白山神社を通りかかったのでその大ケヤキ。
いい伝えによると、1083年に源義家が奥州征伐に下る際、この社に戦勝祈願の奉納した苗のひとつであるとかないとか。
樹齢は700〜800年、高さ約25m、胴回り8m。
相当の高齢なので鉄柱で支えられているのがちょっと痛々しいような。
家のある豊島園から練馬まで歩いて行く道はたくさんありますが、なんとなくこの神社の隣を通ることが多く、ときどきお参りしてペコッと頭を下げたりしています。

銀杏がたくさん落っこちていました。

あっれー、スパイダーマンも落ちてきた!
投稿者 あずさ*cheera* : 23:15 | コメント (0)
2005年09月06日
帽子がまっぷたつ!

冬になると「冬物帽体」といわれるフェルトの素材を使います。
旧東欧のものが多い中、これはチェコ製。
そのまま形作って帽子に仕上げるのももちろんですが
たまには上下に分けて、違う素材と組み合わせたりします。
奇麗な赤い帽子、威勢良くまっぷたつにしたはいいけれど、
これから、どうしーよーうー。
投稿者 あずさ*cheera* : 23:36 | コメント (5)
2005年09月05日
染色の話・茶綿の雑学

2ヶ月の休みも終わって久しぶりに染め物工房へ。
行くや否や、師匠がどっさり白生地を出してきて
「工房で使わない生地を持って帰ってちょうだい」とのこと、有り難い。
その中のひとつに茶綿があったので、その話を少々。
綿、というと真っ白な印象がありますがこれは色付き木綿、
木綿の原種の流れを汲み、現在は茶色と緑色!があるそうです。
最初からわたに色が付いているため、その風合いを楽しむため染色はしません。
つまり綿として摘み取られてから布地になるまで、
ほとんど薬品を必要とせずに仕上げることができるということ。
一種のオーガニックコットンですね。
ちなみに「綿」は「棉」とも書きます。
木に実る「棉 ワタ」を収穫して「綿 ワタ」になり、紡いで糸になって「綿 メン」になる。
そして「帛」は絹のこと、
つまり植物からとれる絹のような繊維ということ…なのでしょうか?
投稿者 あずさ*cheera* : 23:46 | コメント (0)
2005年09月04日
遂にゴジラ登場!

動くゴジラ!←9月8日更新
パートナーのくまこさんがアトリエのゴジラの革を見つけ
私がゴジラ人形を出してきたところから、こんなことになりました。
このゴジラは帽子屋私物、高校生のときに妙にゴジラが欲しくなって
クリスマスプレゼントでもらったもの。
今日もアトリエでミシンかけに励んでいましたが、なかなか仕事は進まず、
彼に代弁してもらったというワケです。
投稿者 あずさ*cheera* : 01:53 | コメント (2)
2005年09月03日
工芸館と秋刀魚

今日は東京国立近代美術館工芸館へ。
九段下の駅を出るとすぐに皇居のお堀、田安門をくぐると武道館。
武道館を横目で見ながら北の丸公園を突っ切っていきます。

現れる工芸館。

1910年に建てられた煉瓦作りの旧・近衛師団司令部官舎は国の重要文化財。
(近衛師団は皇居の護衛にあたる師団で最高のエリートだったとか)
正面上部のお皿を伏せたような正面の円板には、
その昔「菊の御紋」がはまっていたらしいが終戦直後に行方不明になったまま。
次回展覧会は「日本のアールヌーヴォー」、ただいまガイドプランを作成中。

夜は秋刀魚を食べました!
投稿者 あずさ*cheera* : 04:47 | コメント (0)
2005年09月02日
把手のついた器とねずみの記念撮影

帽子をいくつか同時に作っていると、意外に必要になるのがまち針。
腕にお針子さんのような針刺しをつけてはいるものの
それだけでは到底間に合わないので、こんな器が針入れになっています。
実は焼物をたしなむ母親の作品、
そんなこんなで家には器がごろごろしているので
何か器が必要になると戸棚をひっかきまわして調達してきます。
ベランダの蚊取り線香の受け皿も母作だっけ。
スリランカのねずみも久しぶりの登場、元気です。
投稿者 あずさ*cheera* : 03:40 | コメント (2)
2005年09月01日
暑いのにウールを縫っています

昨日に引き続き秋冬ものの帽子制作、今日はウールと合成スウェードのコンビの帽子。
異素材を組み合わせる遊びがどんどん出来るのは
帽子や靴、バッグの楽しみのひとつかもしれません。
(素材が足りないときの有効手段でもあるのでこのワザはかなり重宝)
最近作っているものは10月の東急展示会用の帽子です。

まだ途中。
これから裏地と、頭まわりのベルト(サイズリボン)をつけます。