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2005年06月28日

あけびの籠

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昨日「民芸」にちょっと触れたのでその続きを。これからの季節に活躍するあけびの籠は
日本民芸館で11月に行われる「民芸館展」…現代の民芸の展示即売会…で購入したもの。アケビ科のミツバツツジを主に指す「あけび蔓」で編んだこの籠、長年使っていると味わい深い飴色に変色し光沢も増します。こういう籠好きが出会うと「良い色艶ですね〜」「もう8年使っています」なんて会話が挨拶代わり。←本当です
工業製品は工場から出荷されたときが最も美しい状態であるのに対し(全てというワケではありません…アンティークという美しさもありますし)、使い込んで美しさが増すものもある、その良い例でしょう。
ところで、芸術新潮今月号の特集はまるごと「日本民芸館」、ブルータスも「浜田庄司を知っていますか?」のコピーで焼物特集。最近の「スローライフの提案」や「日本の暮しの見直し」で「日本の道具や雑貨」が再び注目されている様子。本屋さんにずらずらっとならぶこれらの本を見てみると、結局プレゼンテーションのセンスでイメージが左右されるようで昔ながらの民芸品がシンプルな生活に演出されて「素敵!」となり土臭いプレゼンをしたとたん「野暮ったい!」に変身する不思議。
いずれにせよ「民芸好き」としては、多くの人が知ってくれるのはとても嬉しい…でも、これらも目まぐるしく変わる「流行り」のキーワードとしていずれ「消費」されてしまわないかとちょっぴり心配でもあります。(民芸品屋さんの経営は相変わらず大変という皮肉も忘れてはいけません)では「私にとっての民芸って何?」と聞かれたら…「何ということのない日常の用具でも丹精込めて美しく仕上げようとする心」、どうでしょうか?
(実は私、日本民芸館で博物館実習をしてました)

投稿者 cheera : 2005年06月28日 21:15

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