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2005年06月30日
つばがまるくなる帽子

国立の帽子教室の日。今日の課題は「つばがまるくなる帽子」最近の帽子はつばに遊びがあるものが流行りのようです。例えば大きいつばがわざとだらりと作ってあったり、エッジに針金が入っていて自由に形が変えられたり…どうしてつばがまるくなるのか?それは帽子教室でお教えしましょう、ぜひ国立へ!
2005年06月29日
ラフィアの帽体

昨日は編んだ籠、今日は編んだ帽体。ドイツでのワークショップをどうしようかと悩みつつ、中野の帽子材料屋でラフィアの帽体(と、ラフィア束)を購入(直径55㎝、大きいぞ!)。このラフィア、一体何かというとマダガスカル原産の「ラフィア椰子」(15m以上にもなる)という植物の葉の部分を加工した天然素材で、使われるうちにしなやかになりツヤがでてくるのが特徴。最近はギフトパッケージやクラフト素材でも良く使われています。週末、軽井沢に行く予定なので、手頃な蔓・木の実・葉や草などで飾り付けてみようと密かに計画中。
2005年06月28日
あけびの籠

昨日「民芸」にちょっと触れたのでその続きを。これからの季節に活躍するあけびの籠は日本民芸館で11月に行われる「民芸館展」…現代の民芸の展示即売会…で購入したもの。アケビ科のミツバツツジを主に指す「あけび蔓」で編んだこの籠、長年使っていると味わい深い飴色に変色し光沢も増します。こういう籠好きが出会うと「良い色艶ですね〜」「もう8年使っています」なんて会話が挨拶代わり←本当です。工業製品は工場から出荷されたときが最も美しい状態であるのに対し(全てというワケではありません…アンティークという美しさもありますし)、使い込んで美しさが増すものもある、その良い例でしょう。
ところで、芸術新潮今月号の特集はまるごと「日本民芸館」、ブルータスも「浜田庄司を知っていますか?」のコピーで焼物特集。最近の「スローライフの提案」や「日本の暮しの見直し」で「日本の道具や雑貨」が再び注目されている様子。本屋さんにずらずらっとならぶこれらの本を見てみると、結局プレゼンテーションのセンスでイメージが左右されるようで昔ながらの民芸品がシンプルな生活に演出されて「素敵!」となり土臭いプレゼンをしたとたん「野暮ったい!」に変身する不思議。いずれにせよ「民芸好き」としては、多くの人が知ってくれるのはとても嬉しい…でも、これらも目まぐるしく変わる「流行り」のキーワードとしていずれ「消費」されてしまわないかとちょっぴり心配でもあります。(民芸品屋さんの経営は相変わらず大変という皮肉も忘れてはいけません)では「私にとっての民芸って何?」と聞かれたら…「何ということのない日常の用具でも丹精込めて美しく仕上げようとする心」、どうでしょうか?(実は私、日本民芸館で博物館実習をしてました)
2005年06月27日
染色の話・注染

月曜日は染め物の話、で、いきなり野暮ったい布で恐縮です。真ん中で上下対象になっているのがわかるでしょうか?これは注染(ちゅうせん)という技法で染めたもの…量産の浴衣や手拭いを染めるのに使う型染めの一種、あまり馴染みのないものだと思います。私が染織を学んだJ美の工芸科は民芸色の強いところで(初代の科長は型染めで初めて人間国宝になった芹沢銈介)型染めを学び、卒業制作では注染(ちゅうせん)を染めまくり。でも布を染めただけで「その布をどうすんのよ」という疑問をいつも抱え、今ではその布で服や帽子やバッグを作るようになり…、作品が素材になってまた作品になる、ってとこでしょうか。
2005年06月26日
アートフェスティバルの打ち合わせ@鎌倉

トラーベ・アート・フェスティバルの打ち合わせで、鎌倉は二階堂のカジュ・アート・スペースへ。参加者のひとりに創作和菓子・手鞠主宰の和菓子作家がいるのですが、なんとも心配りの細やかな方で本日も和菓子の差し入れ。素晴らしい〜!(気が付くと手ぶらでいったのは私だけで、皆なんだかんだと持ち寄る気配りの方々ばかりだった)ところで我々の滞在と活動はドイツ・リューベックの郊外の村々、トラーベ川沿いの6つの村が、村中をあげての大騒ぎで迎えてくれるようです。地元では新聞記事にもなったとか。…ドイツ語だからよくわからないけど。

打ち合わせというよりは、ただのお茶会のような風景。後ろに見えるのは織り機や糸車。私が学生のときに使っていた織り機も、ここで現役で働いてます。
2005年06月25日
まだ続き

ステッチの歪みも目立つので丁寧に。
洋裁をする方なら当然の話ですが
帽子でも生地によってステッチ糸の太さや
「ひと目」の長さ(ミリ単位)を変えています。
そこまでお客さんが気が付くかはわからないけど
自分なりに、どうすればベストかを探りながら制作しているつもり。

パートナーのkumacoさんが陣中見舞い。
いやー、わかってらっしゃる!
2005年06月24日
6枚はぎの帽子の縫製

注文の帽子は6枚はぎのクラウン。
「帽子の手帖」の作り方でも見ていただけますが
帽子の裏側はこんな風になります。
何といっても中心がぴったり揃わないことにはお話にならない、
というわけでここは一番気をつかうところ。
もしずれちゃったら…縫い直します、当然!!!
2005年06月23日
hanaの可愛い焼き菓子たち

南青山にある染色工房のショウルームでの、染物小物とお菓子の展示会。今日はお菓子のご紹介。ホームメイドの焼き菓子を得意とするhana。この日記でもときどき紹介する柚木沙弥郎氏のお嬢さんとお孫さんが主宰するhanaのシンプルなお菓子は、柚木キャラクターがモチーフでそれはそれは愛らしい…のですが食べるのがもったいないのが困るところ。母は夏みかんのケーキとブラウニーを購入、我が家のお茶の時間が楽しみです。
2005年06月22日
帽子の裁断

帽子のオーダー。
持ち込みの藍染めの生地でサイズ違い&形違いの4つ。
このシーズンにすぐ被る帽子なので、早く仕立てて送ってあげたい。
こういう時は先に裁断を全て済ませて
一気に縫い上げたほうが早く終わりますが、
つば・表裏の計8枚、6枚はぎのクラウンなので表地24枚
裏地・同じく24枚のカットがなかなか終わりません。
必要以上の握力でハサミを握るので、腕も痛くなるし…
続きは明日。
2005年06月21日
試し織の帽子

大学の実習で初めて織った縞の生地。
機(はた…織り機のこと)に白い経糸(たていと)をかけ
いろんな色に染めた緯糸(よこいと)でぱったんぱったん織っていくと
あっという間に緯縞の出来上がり!
経縞もある?
それはヨコ向きのものをタテにすればいいんです。
そんな織見本を帽子にしていいのかと思いつつ
作ったチューリップハット。
3つあったのですがどういうわけか2つ売れて
最後のひとつは記念に(何の?)とってあります。
スリランカから来た、織布で出来たネズミは
最近2本足で立てるようになりました。
2005年06月20日
染織の話・染布と織布

月曜日は染織の話。
いままで染めた(織った)布がたっぷり埋蔵されているアトリエ。
現在、未裁断のままで残っているのは
1・永久保存版
2・どうにも使いづらい、何にもならん
3・いずれは切って縫って使うだろう
のどれかにあてはまります。
ときどき妹が「バッグ作って欲しいんだけど、何か布ない〜?」
なんて言いながら、よりによって2のボツ布を引っ張り出し、
こちらが「それはダメだよ、ダメ!」「えー?可愛いじゃん」
…作ってみると意外に良かったりする不思議。
平面の布を立体にすると思わぬ効果もあるようで
でも無計画に裁断して取り返しのつかなくなることも、たまには。

帽子の残り布はポーチやバッグの小物になり
それでもいよいよ小さくなったハギレは
ポストカードになります。
2005年06月19日
ロウソクの夜

21日の夏至を前に、「電気を消してスローな夜を」と呼びかけるキャンドルナイトのイベントがあちこちで開かれています。パートナーのくまこさんと私は仕事が詰まっていてスローにはほど遠い夜、お互いの作業に励むこのアトリエでせめて雰囲気だけでも、と「パラフィンワックスで作った」お手製のキャンドルを灯しました。ところがこのパラフィン、なかなかくせもので「燃焼時に空気を汚し、薬品で漂白してある場合、発ガン性物質のアクロリンと呼ばれる物質が出る」とか。(ロウソクをアクロリンで表面加工するという情報もあり)いまは「燃焼時に人体に有益なマイナスイオンを出す」という蜜蝋で出来ているロウソクもいろいろあって、リサイクルというでは廃油を使ってロウソクを作ることも出来る…ススと臭いが出るのが難らしいけど。その点、パラフィンはススが出にくく、灯りも安定している、無色無臭で安価ということで今の量産ロウソクの主原料になっているんですね。
ところでサイト内のキャンドルスケープにエントリーすると、今現在、日本国中でこのサイトに参加している人数や、自分が参加してから増えた人数がわかるので早速「参加」クリック、「ほほー」と思いつつ画面を眺めていたその時に私が送ったメッセージが画面に現れてちょっとびっくり、何だか嬉しかった。
そーしーてー最大の疑問。「電気を消して」なのにパソコンつけてるのはどうなんだろうか???
2005年06月18日
帽子教室

月2回の帽子の研究日。
勉強に行ったのに注文の帽子の型入れで終わってしまいました。
型入れは帽子の素材を木型にはめて形作ること、
夏物の場合は有機溶剤でのばすコーティング剤を塗るので臭いことこの上なし。
幸い晴れたので外の階段で仕事、
ひとりシンナーの香りに包まれていた午後。
この帽体はこれから頭周りのサイズリボンをつけてエッジの始末をします。

東中野近く、神田川沿いにある帽子のアトリエ。
奥の2階が我々の学び舎。
2005年06月17日
仕立て屋

バッグの仕立ての手伝い、といってもバッグ自体は簡単なものなので
そんなに偉そうに言える代物ではありません。
で、この生地…わざわざこのために染めたもの。
それだけで何の変哲もないバッグが特別なものになります。
(私ではなく、師匠の作)
染色をたしなむ人はたくさんいるし、帽子作家もたくさんいる。
では染色と帽子を両方する人は?
私が唯一(唯二?)出来るこのふたつ、
オリジナリティーを出すためにも何とか上手く使いこなしたいものです。
2005年06月16日
さらに続き

あれからすぐに出来上がると思っていたら
トリミングの花の真ん中でつまづいた。
ボタンやイミテーションパールをとっかえひっかえあててみるものの、
なかなかピンとくるものがない…
こうなると長いぞ、いつまで迷うのやら。

パートナーの仕事先、神谷町に出掛けました。
交差点で空を染める東京タワーに出くわし、びっくり。
2005年06月15日
染色の話・コーヒー染め

染物工房の師匠から大量にインド綿を貰ったはいいものの
しまい込まれてたのであちこちにシミが…。
で、かねがねやってみようと思っていたコーヒー染め。
まずは湯通しといって軽く煮て汚れを落とします。
(これはアトリエで一番大きい36ℓのタンク)

次に溜め込んでいたコーヒーの粉、約1kgを布袋に入れて煮出し
濡れた布を入れて(乾いたまま入れるとムラになりやすい)
さらにぐつぐつ煮る。
手持ちの助剤を使って色止め、水洗いして完成。
結果は思ったほど濃くはならず
薄いベージュもしくは生成り色くらいの染め上がり。
しかも、この染まった色をナチュラルでいいと思うか
なんだか汚らしいと思うかも微妙なところ…
というわけで第1回目のコーヒー染めは
様々な課題を残しておしまいになりました。
仕事中はいい香りだったことも付け加えておきます。
2005年06月14日
続き

染物職人が夜には帽子屋に変身。
12日に裁断した生地がここまでになりました。
花を作り始めたら止まらなくなってこんな時間、
せっかちだから終わらせたい気持ちでいっぱいなのだが…
仕上げはさらに持ち越しです。
2005年06月13日
染色の話・服地

月曜日は染物職人の日なので染色の話。
(ちょっと光っているのは、
薄い生地を通して下のスクリーン台が反射しているから)
工房では主にセミオーダーの服地を染めています。
何枚も一気に刷るわけでなく1着分をその都度染めるので、
けっこう面倒な仕事、時間もかかる。
今日は盛夏ものの麻のブラウス地、
ここには前見頃の半分と、柄合わせしたポケット、
左右の七分袖に衿が染め分けてありますが
お分かりになりますか?
2005年06月12日
裁断

5月29日の生地の裁断。
生地の大きさがあまりなかったので
あれでもない〜これでもない〜と型紙をあてている時間が長かった。
どんな帽子が出来るでしょうか?
今日は工芸館で6時間みっちり研修があって
頭の中が熱くなっているのでここまででおしまい、
続きはまた明日。
2005年06月11日
プレゼントはカウボーイハット

本日は東京国立近代美術館工芸館のボランティアガイド、
我ながら良く出来たと心も軽やかに帰宅。
夕べ遅くまでの予習で眠いはずが気分が良くて
誕生日プレゼント用の子供の帽子をノリノリで一気に制作、
なかなか可愛いぞと悦に入る帽子屋、
わりと単純。
2005年06月10日
博覧会の本、3冊

本好きの手元にある3冊の本。
赤いのは昨年夏に東京国立博物館での「万国博覧会の美術」展カタログ。殖産工業の一貫として作られ、この時代の万博に出品された技術の粋を極めた過剰なほどの華美な工芸品は一見の価値あり。
大学に勤めていたときの研究室にいた椹木野衣氏、本日購入した「戦争と万博」(今年2月出版)帯には「実験から環境へ」と、何とも興味をそそられるタイトルにコピー。ざっと目を通すと在職中に伺った話があちこちに出てきて、それが何年もかけてこの本になったのかと思うと…ものを書くことの重みをずしんと感じます。(お懐かしや、先生〜)
中公新書「博覧会の政治学」は正統派、しかし歴史好きにはたまらない。
工芸館でガイドをしていることもあり資料やガイドのネタ探しにこれらを選んだという理由もちょっとはあるものの、同じテーマで本を読むのも楽しいんだな!
2005年06月09日
御用達の染色材料店…渋谷の三彩

生地を探しに渋谷の染色材料のお店へ、向かった先は学生の頃からお世話になっている「三彩(さんさい)」です。「問屋さんみたいで〜」とお店の片岡さん…あははは、確かに。でもこのお店を頼りにしているのは全国の初心者からプロまで数多く、わからないことにも懇切丁寧に教えてくれます、私も何度助けられたことか(仕事場の備品も全てここで揃えました)。今日は結局買い物もせず、30分以上のおしゃべりをして帰ってきただけの迷惑な客になってしまいましたが…しかも鹿児島展の写真をむりやり見てもらったりして…この懐の深さも有り難い。

生地の宝庫、探し始めたら止まらない。渋谷の三彩はただいまHPの準備中。お問い合わせは tel/fax 03-3407-0834、もしくはこちらから。
2005年06月08日
鹿児島展報告・その4

画廊奥から入り口…というか1階から上ってくる螺旋階段をのぞむ。
壁にかかっているのは染めた布。
帽子展なのにこの布を気に入って下さる方も多かったのは
兼染物屋として嬉しい限り。
ようやく会場写真の整理もついてほっとしている間もなく
新しい展示会の打ち合わせがありました。
10月に渋谷・東急本店のギャラリー、もちろん秋冬の帽子になります。
ドイツに来られない方はそちらへどうぞ。
2005年06月07日
鹿児島展報告・その3

右はシックに黒っぽいものを、左は派手〜!な帽子やバッグを。
結果的にはこの派手なコーナーを作ったことで
会場内にバリエーションが生まれたようです。
初日にそれはそれは美しいお花が届き、
この華やかさをさらに引き立ててくれました。
お花は西千石町のお惣菜「よしや」さんから。
「よしや」のご主人が、私の大学勤務時代に仲の良かった教授の友達で
「初めての土地での展覧会で寂しい思いをしていたら」とのお心遣い。(涙)
今回、何人もの東京の友人が鹿児島の知人にこの展覧会を知らせてくれて、
みなさん親切に「誰々から案内を頂いて〜」と
顔も知らない私の会場にわざわざ足を運んで下さいました。
びっくりするやら嬉しいやら。
と同時に、人の繋がりの不思議さをこれほど感じたのは久しぶりです。
「よしや」さん、こじんまりしたきれいなお店で
丁寧に料理された沢山のお惣菜が並んでいます。
ご近所の方は是非どうぞ!
2005年06月06日
染色の話・生地のハギレ

月曜日は染色の話。
染料を量ったりする作業台の端にだらだらと垂れ下がる布切れ。
使う頻度の高い生地の端切れが数種、
これで色見本をとります。
同じ染料で染めても生地によって染まりつきが変わるので
(ものすごく濃く染まったり、薄かったり、発色が良かったり、悪かったり)
いくつかの見本をとることは必須…このひと手間が大事。
せっかちな私には少々我慢の作業ではありますが。
2005年06月05日
鹿児島展報告・その2

ピンクから白、そしてブルーにテーマの色が変わるコーナー。
天文館画廊は壁面に棚があるので
こういうモノの展示には非常に好都合でした。
壁面をどうしようか考えたのですが
結局帽子意外にストールやバッグを掛けることに。
今回、気を付かったのが会場のメリハリ。
妹に客観的なアドバイスをもらいながら展示したのですが
如何だったでしょうか?
2005年06月04日
鹿児島展報告・その1

写真のデータが届いたので
遅ればせながらの報告を会場写真でお知らせします。
螺旋階段を上って2階の会場に上がった正面。
ご挨拶や私が何者かという紹介パネルをを置いて、
案内状の写真のイメージに近い飾り付けを正面コーナーに持ってきました。
帽子だけでなくシャツやバッグなども組み合わせて
今まで帽子にあまり馴染みのなかった方にも親しみを持っていただけるように
入り口をたくさん用意したつもりです。
2005年06月03日
南日本新聞に載った!

今回の展覧会には南日本新聞の取材があり、その掲載紙がご丁寧に届きました。見知らぬ土地での個展で不安を抱えての毎日でしたが、さすが新聞!おかげで大勢の方に来ていただけたように思います。私がべらべらととりとめもなく話したことを簡潔にまとめてあるのはさすが記者!でーすーがー年齢まで聞いてきて…しかもカッコで記載されるんだな、これが。「えー、必要なんすか???」と抵抗すると「新聞ですから…」と理由になるようなならないような返事。うーむ。
2005年06月02日
麻のテープ

今回の展覧会のために用意したのに使いきれなかった材料の中のひとつ、飾りテープ。こうやってならべるとひとつひとつがそれだけでも愛らしい。もちろん順番に使っていきますが、それまでは見て楽しむことにします。結局生かすも殺すも腕次第。出来上がった帽子と最後に付ける飾り、それぞれの素材が引き立て合うように演出するのが帽子屋の努め。あぁ、でも殺し合っちゃうときもあるんだなぁ…修行が足りません。
2005年06月01日
麻布と麻糸

先日入手した麻の生地。上にあるのはニット用の麻の糸…編み物をしない私はこれも帽子の材料として使うのみ。上品な艶と深い色合い、どう使おうか思案するのもまた楽し。夏ものを作るとなると麻素材についつい手が伸びるのも、この素材の持つ風合いや清涼感が強烈な魅力を放つからでしょう。最近はいい麻素材の値段がどんどん高くなっているのが、少々懐を痛めますが。