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2005年05月31日
リューベック

この夏、7月後半から半月の間ドイツの北の街・リューべックで行われる
トラーベ・アート・フェスティバルに参加します。現在ものすごい勢いでメールでの打ち合わせが進んでいる最中。作品展示だけでなく、現地のアーティストとの交流(ドイツ語はおろか英語も話せないのに大丈夫か!?)ワークショップにシンポジウムと盛り沢山の内容になりそうなのですが、しかし本人は今のところ至って呑気に構えておりガイドブックで「リューベックの名物料理」を調べてみたり。いいのか、帽子屋?
2005年05月30日
染色の話・タンク

月曜日は染色の話。(←鹿児島行きで2週お休みしました)
仕事場は普通のマンションを直したもので、お風呂場は壊して業務用の流しを入れガス台も業務用の火力の強いものに変えましたが、キッチンの流しはそのまま。その下…普通はサラダ油や鍋が置いてあるところに、ここでは染色用のタンクが大中小と3つ。大きいタンクは30ℓ入るけれど、そこにたぷたぷに入れたら運べなくなります。以前、無理して運んでいた染液を持ち堪えられなくなってぶちまけてしまい、真っ赤に染まった洗面所を、夜中に泣きながら拭き掃除をしたことが…。よっぽどの量を染めない限り、こんなに大きいものは要らなかった。素材はステンレス。ステンレスは軽くて丈夫な反面、染料の色がわかりづらい、酸性の液をずっと入れておくとピンホールが出来やすいという欠点が。他にホウロウのタンクもあります。こっちは色が白いので染液の色がわかりやすい反面、ぶつけるとホウロウが欠けてそこからすぐ錆びる、剥げる、ステンレスに比べて重いという欠点が。で、私がどうしてステンレスにしたかというとピカピカ硬質なモノ好きだからという、男前な理由。(弁当箱もステンレスだ!)
2005年05月29日
鹿児島より帰宅

今日の昼過ぎに東京に戻りました。嵐のように出掛けたそのままだったので早速始めたのがアトリエの掃除、全く貧乏性で困ります。ウールのループ糸を織り込んだシルクオーガンジーの生地を発掘、これで帽子を作っていたら涼しそうで会場映えしたかなぁ、と既に終わった個展の反省をしつつ、黙々と片付ける日曜の午後。ここでナイショの話。シルクオーガンジーの帽子は、軽いし涼しげなのですが、実際は風をあまり通さないので見た目ほど涼しいというワケではないんですよ。

鹿児島空港。私が乗り込んだ空港に向かうバスを走って追いかけてきた上の甥っ子の姿に思わず涙。おばさんは最近、涙もろくなったようだ。
2005年05月28日
帽子の顧客

私の帽子の一番古いお客様?は母・妹、そして甥。妹宅でぱっと出しただけでもこれだけ、まだあるかもしれないけれど作った本人が忘れている。妹はこっちが驚くほど古い帽子を今も重宝して被ってくれていて、有り難いやら嬉しいやら、未熟な頃の作品に恥ずかしいやら。今回の滞在のお礼は彼女に似合う帽子のプレゼント。上の子はどんどん大きくなって帽子が小さくなっているので今度の誕生日には新しい帽子をプレゼント。

お気に入りの帽子を被って。
2005年05月27日
鹿児島の市電(市電バンザイ!)

まだまだ鹿児島。鹿児島市内は市電が走っていて、通勤・通学・買い物の足となっています。全国の同事業の中でも数少ない健全運営を誇っているとか、素晴らしい!東京に関して言えば都内を網の目のように走っていた都電の路線は順次廃止され都バスが引き継いで現在に至りますが、今現在エコだ!ハイブリッドだ!などと騒ぐなら都電復活させればいいのに…。市電のある風景を眺めながらの散歩、行き着いたところは終点の鹿児島駅でした。新幹線つばめの停まる駅は鹿児島中央駅(旧・西鹿児島駅)、お間違えなく。

市電とバスと車が仲良く信号待ち。
2005年05月26日
ハンカチに思うモノのこと…そして加治木まんじゅう

帽子屋は染め物屋でもあります。今回会場を彩ったハンカチの数々、いちまいいちまい染めたもの。染色用の生地を選んで、染めて洗って、アイロンかけて。街にはたくさんのハンカチが売られているのに、全く呑気な仕事だ…。それでもこの模様や色合いを気に入って買って下さる方がいる…頭が下がります。ありがとうございます。大事に使って下さい。合理的な流通システムに慣れきった我々は出来上がった製品がいかにも「ぱっ!」と陳列棚に現れたかのような印象を受けますが、誰かが考え、誰かが材料を調達して、誰かが作って、誰かが梱包して、誰かが運んで、誰かが並べて、誰かが売っています。それはどんな安いものでも高いものでも一緒。しかも私のように細々モノを作っている人間はそれらの行程全てをしなくちゃいけません。←地味です。そんなモノを粗末に出来るでしょうか?つまり今の私達はあまりにもモノの出来る過程を知らなさ過ぎるということです。(「帽子の手帖」に作り方を紹介したのはそういうこともあって。)確かにそういうことを見たり体験したりする場は少ないでしょう、しかしそれをカバーするのが溢れんばかりの情報と私達の想像力ではないでしょうか。モノに対する理解や想像が育まれれば自ずから使い捨てたり粗末にすることなどもなくなるのでは…。日頃、目にして不愉快になるのは「壊れちゃっても仕方ないわよ、安いんだから」という買い物なので。

一足早く帰る母を鹿児島空港に送る途中。加治木という場所の名物が素朴な酒まんじゅうで、あちこちに「加治木まんじゅう」の看板が。中でもうちのお気に入りがこの妙な店。人が並ぶほどで夕方には売り切れ必須、適度な厚さともっちりした皮にしっかり甘い餡…特に蒸かしたてはとっても美味しいのだが
「営業中」の看板が出ていないとやってるんだかやってないんだか全くわからず、しかも店といっても小さい窓を介してのやりとりのみ。さらに誰も店の名前を知らない…書いてないし。「踏切の角にある加治木まんじゅう屋」の店名、ご存知の方はいらっしゃいますか?
2005年05月25日
桜島フェリー


まだ鹿児島。居候の妹宅に一番近いのは桜島フェリー乗り場。海の見える風景が嬉しくてしょっちゅう眺めています。その沖に海上自衛隊の輸送艦が停泊しているとのニュースに早速覗いてみたら…水族館の陰にちょっとだけ。小さく見えてもこの「しもきた(8900トン)」海自の艦船の中でも最大級の全長178m、「下北」なのに母港は広島の呉、明日の朝に出港して帰るそうです。「船が家に帰る」なんてお話のようで可愛いですね。定点観測というわけではありませんが夜景もどうぞ。
2005年05月24日
赤い花柄の夏の帽子

個展をするときは、会場が美しく飾り付けられるように、多少びっくりするような作品も持ち込んで展示します。今回でいえば2005春夏のカタログの中の最初にあるドライフラワーの帽子や、中程のオーストリッチの羽飾りの黒い帽子、そして写真最後のこの赤い花柄の帽子。しかし、この赤い花柄が予想を裏切り完売。つば広のほうは「つばが張っていない方がいい」とのリクエストに応え、エッジのワイヤーを抜いてゆるやかに垂れるようにアレンジし直しました。もうひとつの帽子はお客様のブログで紹介して下さっています。鹿児島のmikiさんのブログごっこ。なんという感激!
2005年05月23日
線路と豆腐

郵便局に帽子の発送に行った帰り、近くの日豊本線。東京での移動は地下鉄・都営大江戸線、しかもヘビーユーザー。ということは朝も昼も夜も(当たり前)真っ暗な中を移動する。よく使う駅は軒並み深〜い地下を走っていて六本木駅(地下42m)は東京でも1番、「地震がきて埋まっちゃっても、助けに行けないよ!」と、パートナーがしょっちゅう心配しています。毎日のことだからあまり気にしてなかったけど、景色の見えない移動っていうのはかなり不自然かもしれません。

飲み屋ではない!妹に頼まれて行った妙な豆腐屋。夕方の5時から営業で、既に並んで待っていました。美味しい上に、600g以上あるのではという量、そして100〜150円という値段は信じられません。(フクロウやカバや龍の置物が絶妙な空気を醸し出している摩訶不思議な店内がお見せ出来ないのが残念)
2005年05月22日
個展最終日@鹿児島・天文館画廊

妹と上の甥っ子に手伝ってもらい3人での片付けは1時間半で終了。帰って来て終わるどころか…これは搬入前の写真ではありません。明日渡し・郵送の帽子のサイズ直しや梱包最中の図。かくして夜はまだまだ長いのであった。

手伝い中の「隼之介」←本名。
2005年05月21日
帽子の裏方@鹿児島・天文館画廊

今回会場に持ち込んだ木型やサイズ直しのテープ、ゴム紐など。本来は見せるものではありませんがディスプレイも兼ねて端の方にこっそり置いてあります。丁寧に会場をご覧下さる来場者の中にはこれら道具に興味を持たれる方も多く「木型と言って、こうやって使うんですよ」とにわか帽子教室のようにお話しすることもしばしば。ゴム紐はあごにひっかけるのではなく、婦人帽子の場合は頭の後ろの髪の毛に隠してひっかけます。こんな裏話でも帽子に興味を持って下さるきっかけになれば嬉しいですね。
2005年05月20日
黄色いビルの画廊@鹿児島・天文館画廊

展示会の画廊の建物はこんなに可愛い黄色いビル。1階は陶器のショップ・2階が天文館画廊・3階が美術教室で、オーナーさんもスタッフの女の子も画廊自体も非常に雰囲気の良いところです。連日、幼稚園と小学校から甥っ子が「帽子屋さん」に駆けつけてくれてそれはそれは賑やかな午後を堪能。2階から顔を出しているのは下の子の「鈴之介」←本名。昨日・今日と南日本新聞の取材がありました。
2005年05月19日
鹿児島の朝のフェリー

展覧会に駆けつけてくれた大阪の叔母が、朝のフェリーで屋久島に行くのでお見送り。8年ほど前、今は無き東京ー苫小牧航路に自転車を積み込んで船中2泊で北海道に行ったことがありますが、ひたすら波飛沫を見続けた時間を懐かしく思い出します。太陽が昇って沈むのを甲板で見て、波を掻き分けて進むその音を聞き、潮の香りを嗅ぎ続け…はなかなか利用する機会のない移動手段。いやそれは短時間優先・低価格優先で飛行機や電車に依存するこちらの屁理屈だ…船での移動は可能なはずなのに。ぼおぉぉぉ〜と汽笛を聞きながら「船っていいなあー」。しみじみ。
2005年05月18日
会場風景@@鹿児島・天文館画廊

展示の部分。帽子展ではありますがシャツやバッグ、ストールなども持ち込んでいます。帽子だけの展示だと帽子に馴染みのない方がとっつきにくいかもしれない…身近なものがあれば帽子への窓口になるかしらと考えてのこと。おかげで展示が賑やかになりましたが、あまりごちゃごちゃ何でもかんでも並べrとバザーのようになってしまうので、その案配がなかなか難しいところです。夕べは「お祝い!」とばかりにワインを1本空けたので午前中はちょっとぼんやりしてました。
2005年05月17日
帽子展初日!@鹿児島・天文館画廊

目出たく迎えた鹿児島展初日。感慨に耽る余裕は全く無く、昨日の展示の疲れと今日になってからの手直しでドタバタと開場の時間になりました。有り難いことに朝一番に鹿児島テレビの取材がきて下さり「妹扮するお客さまに帽子のアドバイスをする作家」とか「帽子がどんなに楽しいおしゃれなのかを爽やかに話す作家」とか、そんな映像を撮って帰っていきました…これから編集して夕方には放送になるそうです。実際は大慌てで展示の仕上げをした直後で爽やかどころかボロボロだったんですが、そのあたりはカメラワークの妙で上手く演出してもらいましょう。

「帽子のディスプレイをする作家」の図。
2005年05月16日
展覧会搬入@鹿児島・天文館画廊

展覧会搬入と展示飾り付けの日。早く出来るかとの予想を裏切りみっちり6時間かかりました。うろうろと歩き回っていたせいか脚が筋肉痛なのが情けない。明日は初日、早く寝たいのだがまだ終わってないことがあれやこれや…。
2005年05月15日
駆け込み!

やっぱり前日はこうなる。
まだこんなことやってて大丈夫なんだろうか?
こっちにきて初めて出品作品の数を数えました。
帽子が70点、思ったより多かった。
2005年05月14日
imac

サイトのカタログ更新くらい自分で出来るようにならなくちゃと
アナログ人間が頑張って格闘中。
で、しばらく前からパートナーの大事なimacを使わせてもらって
‥しかも鹿児島まで持ってきて‥励んでおります。
(普段はwindowsユーザー)
カタログは徐々に充実させていきましょう。
充実させるにはまず作品か?
2005年05月13日
鹿児島上陸

徹夜で発送荷物の梱包をし、30分で自分の荷造りをし、
泊まり込みで手伝ってくれたパートナー睡眠3時間を叩き起こして
早朝の環七を爆走し、
お別れもそこそこに飛行機に駆け込んで
気絶してる間に鹿児島に到着したのが朝の9時。
市内フェリー乗り場近くの妹の家に半月居候です。
朝は涼しかったのですが日中は暑い!
東京でいう初夏の気候…もっと盛夏用の帽子を持ってくるんだった〜。
夕方には2日前に送った段ボール4箱到着、
まだまだやり残した準備があるのですが、今晩は早く寝ます。
2005年05月12日
CHeeRAの染め・その4

定着液に一定時間浸けた後にお湯で洗います。
ここはお風呂場をつぶして作った流し。

そしてソーピング、石鹸液で煮ることによって色止めがされます。
水洗いして乾かして出来上がり。
駆け込みセーフで作ったものは手拭いだけではありません。
鹿児島展用の旗も作りました。
これから縫い上げて、早朝の出発に間に合わせなければ!
急げ〜!
2005年05月11日
CHeeRAの染め・その3

乾いたら定着液に浸けますがこれが強アルカリの劇薬。
10年以上前、この液を右眼に飛ばしてしまい開かなくなってしまいました。
(アルカリはたんぱく質をとかすので、粘膜などはひとたまりもない)
駆け込んだ先の眼医者も仰天し、
その後1週間は休診日も返上して連日診察してくれたこともあった…。
必要なので使う訳ですが、布に染み込ませたらよく絞って
せめて余計な液を使わないように、流さないように。
半日置いて次の行程に進みます。
2005年05月10日
CHeeRAの染め・その2

染めていたのは「CHeeRA手拭い」でした!
手拭い…晒の反物を切り放したもの、と言ってしまえばそれまでですが。
いまの形になったのは江戸時代、
浴衣を作った時の切れ端やら古い浴衣を割いて手拭いとして使ったのが始まり。
立派なエコ商品→エコノミー商品だったんですね。

完全に乾かしてから、定着過程に進みます。
2005年05月09日
CHeeRAの染め・その1
生地に青花で印をつけて版を置く
1色目を刷ったところ
生地に色糊がのりました
乾いてから2版目
ロゴと尻尾の2色を刷り分け
これで刷るのは終わり
4月29日の版を使ってシルクスクリーンの実際。
今回は単独の模様なので、刷る位置さえ間違わなければ大丈夫ですが
連続模様は、版が上手く繋がるかどうかで仕上がりの良し悪しが左右されます。
で、何を作ろうとしてるかは次回へ続く。
2005年05月08日
陣中見舞い

昨晩は地元の友人が陣中見舞い&手伝いに張り切って登場。
‥しかも酒とつまみとデザート持参ときたもんだ!
奥・幼稚園と中学校の同級生 K氏 照れ屋なので顔写真はナシ
左・小学校と中学校の同級生 M嬢 嫁入り前なので顔写真はナシ
(M嬢は4月19日のキャスケットの注文主)
ひとりだと滅入る地味~な仕事(切手貼り、タグの紐通し‥)も
皆で飲みながらワイワイとこなせばあっという間。
しかも気心知れた仲、互いの仕事っぷりを誉めちぎったりけなしたりと大騒ぎ。
解散は深夜1時をとっくに過ぎてしまいましたが、
安心して歩いて帰れる距離も地元ならでは。
助かりました、ありがとう。
またよろしくね。
2005年05月07日
荷造り

案内状の宛名書きをしたり、新作の写真を撮ったり、荷造りしたり。
会期が近くなると制作以外の雑用も多く、しかし仕事は進まず、集中出来ず、
気ばかり焦ってしかめっ面になってたそんなときにパートナーから電話。
「眠いんだよ~」と力の抜けた声に思わず笑い。
絶妙のタイミングに感謝。

夕焼けがきれいだと「良い一日だった」なんて思えます。
‥寝るのはまだまだですが。
2005年05月06日
2つの帽子

先月20日購入のリネン。
同じ生地で作った帽子なのに飾りで雰囲気が変わります。
右は雑貨風に、左は少々キラキラに。
どっちが好きかと問われれば、迷わず左。
2005年05月05日
絵本祭リ

連日仕事では足腰が弱るので、今日は毎年恒例上野へのお出かけ。
賑わう上野公園で大道芸を楽しんでから、東京都美術館へ。
大学の恩師や染色工房の師匠らの作品を見て、思うは「初心忘るべからず」。
それからこれまた恒例の「絵本祭り」。←私が勝手に呼んでいる
正確には上野の森親子フェスタ、今年で6回目。
絵本や児童書が40近くのブースで割引販売されるとあって大変な人出、
母は孫の絵本をあれこれと選んで2冊購入しました。
新しい絵本に混じって懐かしい表紙も並んでいて、私もついつい立ち読み。
「だるまちゃんとてんぐちゃん」「ぐりとぐら」「ねずみくんのチョッキ」…。
一角では「おはなし隊」が絵本や紙芝居の読み聞かせの大熱演!
(しかもなんてステキなキャラバンカー)
みんなでひとつの絵本を食い入るように見つめてお話を聞く‥
そんな子供たちの姿はとても大切なものを教えてくれているようです。

「ママのおはなし」 村山籌子・作 村山知義・絵
大好きなこの本の無残な崩壊の姿が、
私がどれだけ繰り返して読んだのかを物語っています。
村山籌子は近年再評価されている幼年童話の先駆者。
ストーリーはごくごく普通の日常を描いたものばかりですが
80年近くたった今でもその不思議な魅力は全く色褪せません。
2005年05月04日
大工道具

子供用カウボーイハットの仕上げ。
帽子を作るのは糸と針ばかりではありません。
ハト目やスナップボタンをつけるための金鎚・ペンチ・目打ち・打ち金具‥。
右上の飾り箱はインドでの購入品、打ち金具入れになっています。
晴天の連休、ときどき指を叩いて「いてて」と叫びながらも頑張る帽子屋。
2005年05月03日
新・織ネーム

CHeeRAの織ネームがようやく届きました。
新品のネームを手に「頑張るぞ〜」と気分も高揚、わくわくしてきます。
すでに個展の帽子は出来上がっているものも多いので
会場には古いネームと新しいネームが一緒に並ぶことに。
旧バージョンのネームは今回の展覧会でおしまい。
寂しい気持ちもちょっぴり。
2005年05月02日
染色の話・色糊の作り方

染める生地の吸水性や 染料と助剤を量る。
色糊の染まる面積を見積もって 1g分銅を紛失して以来1円玉で代用。
糊を量る。
染料を煮溶かす。 染料のダマが入らないように
火傷に注意。 茶漉しで漉して混ぜる。
月曜日は染色の話。
重なった色も美しく発色するのが染物の魅力、
そのため何色も色糊を作る時には、
明度や濃度のバランスが取れるように神経を使います。
(例えば黄色と赤が重なってオレンジになる場合
赤が濃すぎると黄色が隠れてしまってオレンジが出ません)
何年やっていても難しい作業ですが
狙った色が出来た時は、ひとり密やかな満足感に浸れます。
2005年05月01日
残り糸の糸玉

昨日のカジュ祭で出店していたチャハットで買った糸球。シルクの残糸を撚っているので色も太さもまちまち。糸というのは綿でもシルクでも一般に細くて繊維が長い物が高級品とされるのでそういうことを言ってしまうとこれはB級品ですが、しかしなんともいいがたい味わい深さ、きれいだ!思わず手が出ました。ちなみに1キロの生糸を得るのになんと5500個の繭が必要です。(つまり5500匹の蛹の命と引き換えの1キロ)そこから採れる絹糸を少しでも無駄にすまいという気持ち、その結果のひとつがこの糸球なのでしょうか。さてこの糸、何にしようか全く考えてませんが、いずれ帽子の飾りなどになるでしょう。