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2005年03月21日

染色の話・染料

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月曜日は染色の話。
昨日とうってかわって合成染料(化学染料)の話ですが
私が使っているのは反応染料・酸性染料、補助的にナフトール染料・直接染料。
染色は、染料に様々な助剤を加えて使うことが多いので、その廃液がけっこうネックになります。
廃液内の有害物質を固めたり、廃液のPHを中和させる薬品を使っても
結局廃棄することには違いありません。
「じゃ、植物染料にすれば?」
植物染料は媒染という過程で鉱物性薬品を使うので、100%無害だとは言えません。
「じゃ、白いままでいいじゃない?」
白いものは漂白してあります。
ナチュラルな風合いを好む人もいますが、皆が皆、生成りの服を着ることはないでしょう。
色が持つ心理的効果がいろいろ研究されていますが
それよりも色のない暮らしはどんなに殺風景なことか。
染めるという行為が大昔から行われてきたことを考えると
色のついた布を纏うということは、感覚で築いてきた私達の豊かな文化であって
その染色の歴史の延長上にいる私が染物をしていることは
決して無駄なことではないと信じています。
結局必要以上に染液や染糊を作らない(無駄に捨てない)くらいしか
出来ることがないのでしょうか?

投稿者 あずさ*cheera* : 2005年03月21日 01:49

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